桜の誓い

信ずる者よ
そこに餞けたいのなら
咲くためがこその春を知れ

忘れられない歳月は
いつも静かに微笑って在るけど
静かな風として流れては
打ちつける雨が忘却に誘えど
そこに炎の木を立てよ
必ず炎の木を立てよ
大樹が烈火の繚乱咲かせば
種子の威力を宇宙に放て

信ずる者よ
そこに希が持てるなら
縋れる限りの涙の水は
閉ざされた石の心に注がるゝ
瓦礫の幻覚かき分けて
根を伸ばしては花となる
さすれば種子も燃え盛る

我が子よ、我が子よ
青の子、赤の子、黄色い子供よ

そうだ、私たちにはこれがあろう!

絶望とはなんとも足らないことなのだ
貴女が私の中に生き
私の命の半分になるときに
絶望とはなんとも足らないことなのだ

我が子よ、我が子よ
青の子、赤の子、緑の子供よ

そうだ、そうだ
私たちにはこれがあろう!

拭えぬ愛が嘘に染まれど
虚飾や裏切りそれすらも
永遠でないと知るならば

信ずる者よ
炎の大樹の花を眺よ
そして笑って魅せてごらん
割り切れない様な岩肌の
やわな地面に雫を注いで
雫を吸い込む根が巻き込む土は

赤の他人であろうものか

いつもの一人は最後の一人
One to Oneは不変だろう?

本能に逆らわずして逆撫でるんだ
煩悩を燃やしながらの悔い改めさ
必ず私たちは出逢うだろう

必ず貴女の恋は報われるだろう
春の桜の樹の下で
信じ合えている限り
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by ren_with_parfait | 2016-03-10 02:48 | | Comments(0)