想い

「想いは単独では存在しない
  想ってることに意味があるんだよ」

君の見えない存在も
会いたい胸も
抱きたい肩も
繋ぎたい手も
涙にならない哀しさも

それそのものに意味があるって
それそのものが狂おしいって

そこに彼がいて、彼女がいて
ふたりはそこに確かにいる
未来から、過去から、
昼間に、夜空に、夕暮れに
黙示録が来たその後突き抜け

想いは降って募り積もって
海に溶けてく雪のようでも
虹色に反射する嘘のようでも

想いがそこにあるのなら
そこに想いがあるんだね
形にしても足掻いてみても
眠りの中の揺りかごにいても
消えることない想いはそこに

「トクン、トクンと
言ってるでしょう?」

只々募らせて悶えても
只々狼狽えて歩けばいい
道の真ん中で泣き崩れ
嗚咽交じりで悲しんだ
想った心はなくならない
必ず存在しているからね

だから怯えないで一人の夜に
だから魘されないで「好き」の影に
そんな「隙」さえみせないくらい
あなたの辛さを「死」にしてみせる
そのやりきれなさを「詩」にしてみせて

あなたを愛する「想い」より

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by ren_with_parfait | 2017-12-11 00:12 | | Comments(0)