2016年 03月 18日 ( 2 )

だが為に

君、僕に何が出来ると言うんだい。
君も、君も、僕に何を期待しているんだい。
僕はこの通りさ、君もこの通りの僕をみて、
ふとした幻覚のような善人の輩が、
明らかなる悪意と無力で触れるのに、
君、僕に何が出来ると言うんだい。

君に出来ることは沢山あると思うよ。
君に、君に、出来ることは沢山あると思うよ。
僕はこの通りさ、君もこの通りの僕をみて、
ふとした折に僕に親しくすれば、
明らかなる善意と力によって、
君に出来ることは沢山あると思うよ。

僕は疲れすぎた夜に、
相変わらず暗闇に疎まれこんな詩を書いている。
一時の現実逃避、そして破壊活動さ。
これが人の目についたときに、
何を巻き起こすかなんて御構い無しさ、
僕は軽いパニックで、
それを静めることに必死なんだ。

君の痛み苦しみを、
静められればそれでいいよ。
君の、君の、痛み悲しみ苦しみを、
吹き飛ばして笑顔に出来るのならば、
それがいいとは確かに思うよ。

けれど、痛み悲しみ苦しみが
まるで君に必要なように振舞っているのに、
どうしてそれを笑顔に変えてしまっても、
良いものだろうと考えるんだ。

僕に痛みも苦しみも、
これ以上必要ないのはわかるんだ。
でもそれが嘘に見えるだろう。
自他の区別がつかない僕には、
君のためになるなんてことが、
とても苦しくて仕方がないんだ。

君、君、
僕に何が出来るというんだい。
僕はこの通りさ、伝えたいことがないよ。

君も、君も、僕に何が出来るというんだい。
変えてほしいのは、
優しくしてほしいのは、
僕も同じなんだよ、
そんな弱い僕に、何を期待してしまって、
そして傷ついているの。

私がつけた傷跡を、
私が癒やしているのは辛い。
もし時が戻せるなら、たった一人のためだけに、
もう一度だけ優しく在りたい。
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by ren_with_parfait | 2016-03-18 23:13 | | Comments(0)

神でないから

君の糸が千切れたら
どこまで迎えに往けるだろう
いいえ、いいえ、はい。はい。
救いを探して泣くならば、
私に意味はありません
それは私が人だから
許されているのは君だから

君の意図が解けたら
どこまで君を満たせるだろう
いいえ、いいえ、はい。いいえ。
必ず虹色空にかけ、
世界の秩序を廻します
それは私が人だから
許されているのは君だから

私は何も選べずに
ひとつ、ふたつの「はい・いいえ」
そこから貴女を選べているのは
みっつ、よっつの「はい・いいえ」

必ず貴女は「No」と言う
最後の時まで「No」と言う

それで終わりの確信などは
必ずないとは知りながら

終わりに根拠がないことを
知るすべすらをも失って

君のいとがふたつある
今のところはふたつある
どちらを千切ってみたにせよ
叶わぬ願いはありません
信じ続けてほしいのは
貴女が約束されていることは
何ひとつとして奪わせないと

さっきどこかの人でなしに
呟かれたことのすべてであるから

信じなさい
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by ren_with_parfait | 2016-03-18 20:33 | | Comments(0)