妄想

「被害妄想」

世界が私と敵対している
友すら灯して共に帰す
あの日の指輪も棘に帰す

贖いならば出来なくて
ともすりゃ点して葬いですね
あの日の愛すら磔さ

みんなみんなの言葉が痛いの
そんなに私を責めないで
嘘笑いして抱かないで
どうせだったら殺してよ
私を心で責めないで
痛い痛いよこんな世は

誰も優しくあれや死ねい

「加害妄想」

世界に対する罪滅ぼし
諸悪は所詮は食した私
罪ならこの身に全てある

新聞記事が暴れて踊る
ゴシップゴシックごしごし私
洗えぬ罪なら此処にある

僕は全ての命と替えて
私の命が死ねばいい
そんな風に思ったよ
罪の意識は万能なんだ
苛まれながら我に酔う
残念ながら今はもう
子どもじみてる考えだった

ホントの愛など妄想なのさ

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# by ren_with_parfait | 2018-06-17 14:12 | 二部構成の詩 | Comments(0)

ケッセン

決戦、決戦、今がいい
血栓、血栓、あふれてく

あゝよ世界は血みどろで
穢れきってる頭であるから
あゝよアンタは嘘まみれ
ホントは和解も出来ぬのさ

このドロッドロの天国で
笑おうったってアチィアチィ
このギットギトの楽園で
泣いたところでフォールダウン

なぁなぁアンタよ教えてくれよ
俺とアンタのどっちが死ねば
この世のためになるのかを

バカかどっちも死にはしない
生きてともに歩むんだろう

あゝまた偽善が邪魔をする
すでにこの世は手遅れなんだ
足掻いたところで虚しいだけさ

さぁ手を伸ばしな
今からアンタに
誰にも負けない武器をやる

私だ

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# by ren_with_parfait | 2018-06-17 14:07 | | Comments(0)

ピラミッド

「頂点」

僕はピラミッドの頂点から、
あなたを概観してる気分だよ。
ごらん、君によって完成に近づいた、
このツギハギだらけは二足歩行だ。
最後に滅びの呪文を言えば、
勝手に空へと羽ばたくだろうよ。
太陽をめがけたり月をめがけたり、
華をめがけたり夢をめがけたり、

僕がピラミッドの頂点から、
あなたを概観してる気分なのが分かる?
そんなのはどれも虚しいことなんだ
何せ彼がめがけていたのは……

「下頂点」

僕は地獄の底すら好きだな、
そこの虐げに耐える行為は、
ひたすら捧げる行為と違って、
ただ何をもが意味を失くす世界。

ごらん、君によって完成した蝶は、
ロボを使って絵を描いたりするだろう。
弓を使って歌ったりするだろう。
そんなことを望む僕の下頂点なら、
断固願い下げだと言いたいとこだよ。

すべてを捨てることも容易い、
すべてを捨てねば手に入らぬなら、
僕はただただ牧者のように語るのを、
一切捨てても何にもない。

彼にはなんにもないのと同じ、
宇宙がある前提で話すな

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# by ren_with_parfait | 2018-06-15 01:48 | 二部構成の詩 | Comments(0)

狂気の華は散れども咲いた


恋は散れども幾度も咲いた


地獄の底から蓮の華


黄泉の淵から曼珠沙華


絵本の中から向日葵に


向かいの家に朝顔咲いた


最初に咲いた華ならば


それに名前をつけるでしょう


最後に咲いた華ならば


片時も離さず抱くのでしょう


私の華はあなたに咲いて


枯れても咲いて幾重にも


その名はあなたがつけたのでした


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# by ren_with_parfait | 2018-06-15 01:45 | | Comments(0)

ダカラとロココ

「ダカラ」

根源的において性愛の対象なのは、
貴女ひとりでそれが力だとする。
恒久的な味方は性愛の対象となるから、
貴女ひとりでそれが恋だとする。

恋とは下に心と書いて、
下こごろと解くこともある。

それが求める力であるなら、
人間ひとりが存続するのに、
貴女が性愛の象徴であることを否定するには、
十分な白濁が定義出来ないだろう。

すなわち、
貴女が防衛するべきは、
私が貴女を犯さんとするのを制止する、
日本国の規範である。

貴女は兎の女の子、
さてさて化けたが愉しみダカラ。

「ロココ」

人は本質に於いて性は学なりがたし
貴女ひとりを知り尽くした時。
それは念頭において心そのもので、
貴女ひとりを嘗め尽くした時。

愛は真中に心と書いて、
求めることと遠いと言える。

髪の毛の一本、つめ先までを、
いくら愛撫せよそこにはいない。
出し入れはただの方便に過ぎず、
そんな価値には貴女はいない。

すなわち、
貴女が防衛するべきは、
いつまでも肉欲を至上とする、
幼稚なまでの食欲そのもの。

貴女は人の子、
いかに化けども人の子ロココ。

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# by ren_with_parfait | 2018-06-13 21:34 | 二部構成の詩 | Comments(0)