2017年 02月 04日
真昼の月白く浮かんだ真昼の月が
何かを教えてくれている
木漏れ日の間から
枝がのぞいて
真昼の月が見えている
地面で枯れ葉が暖かい
もう春が来ると教えたいのか
いつも気を病んでばかりの私に
大丈夫だよと言うかのようだ
今日を楽におやりなさい
そうして優しく微笑む月に
付き添う星々今はない
夜空に出逢いたいなと思った
雲ひとつなくただ真昼
積雪でもしんしんとすれば
これ青春の空と思えただろうに
痺れをきらして気持ちは雪解け
花見を楽しむことでも出来たら
早とちりした春の花かな
そのまま夏まで今が続けば
いいのにな
暖かい
このまま歩けていけたらいいのに
ずっと
ずーっと
誰もいないところまで歩いていきたい
そう
あそこまで
あそこで笑う月の下まで
歩いて鍵をかけていたい
この暖かな真昼閉じこめて
by ren_with_parfait
| 2017-02-04 13:56
| 詩
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