忘れさせない

忘れさせない
貴女がここにいたことを
忘れさせない
貴女が私といたことを
カルマを、手を繋いだことを
世界になって、擦り切れて
忘れさせない気持ちで書いてる

アナログテープがぐるぐる回り
貴女の一言蘇るけど
それに価値をつけ加えては
ちょっと味見していい感じ
エンコードしてデジタルに
マスタリングしてイッてみたくて

少女のあなたをいくら浮かべど
肉の欲など湧き出るはずなく
あらよく出来たお嬢さん
あれから三周世界は回って
やっと貴女と平凡に
茜空すら眺めていられる

手を繋げるのは面倒なのに
身体繋げるのはイイ感じ
最後の貴女の捨てぜりふなら
どこかの娼婦に聞いたけど
今どのあたりの文明の
どのあたりのことで気づいていないの

契約違反は限度を超えた
罰金のかわりに話しをお聞き

思うにそれって私がいなくて
貴女に答えが出せるのかしら
所詮私の奴隷の貴女に
私以上の答えがあるのか
その随分な虐待の愛で
真理の晩餐に出られるかしら

告げよう
あなたの足を引きづらせていた
邪魔にも思えて捨てれぬ過去は
ますます貴女を追いつめてしまう
そこには刹那と永遠が
倦怠感の中漂って
貴女自身の王家の陰りは
次第に色を薄める日々に
時を経つほど喜びを増す
その喜びは凡庸であり
もはや贖いなど必要としない
貴女の罪は贖い尽くされ
もはや貴女は罪を犯せず
人の不幸に棲むこともない
ただただ時は虚しく流れていくけれど
そこに訪れる吉報が
夢で貴女を貶める
それは嘘が産んだ幸福な罠
貴女は望んでそこに落ちてく
太陽は貴女の陰りを嫌って
日夜を問わずに貴女を照らして笑わせる
鬱陶しいほどの幸せに
スリルは何かと求めたときに
貴女はそれが憶いにあると気づいてしまう
そうなってしまっては手遅れで
あなたは誰にも忘れられずに
望む望まないに関わりなしに
優しさしかない白いばかりの幸せに
何か質問をしたくなる
その質問の答えは返り
疑問を強くした貴女は立って
其れにチェックメイトを言い渡し
約束の星空を欲しいがままにする
それはソロモンにより成し遂げられる
やがて宇宙すらもが貴女を微笑み
あなたは不幸を切望しながら
その幸せこそ疎ましくなる
これから逃れるすべはなく
一つは夢にて契約すること
悪魔とではなく神そのものが
なぜ存在するかを確かめないで
あなたは古文を読んではならない
それは貴女を惑わせて
嘘を何度も貴女に喋らす
太陽すらもが偽りになり
朝に月が昇れば話しを始めるだろう
逃れるためには何度も言うが
時に逆らわずに神そのものの
その顔を見て想いを告げよ
彼は答える貴女のためなら
用意された地のことすらも
貴女に教えて選ばせるだろう
ソロモンの知恵による語りである
それすら貴女が拒んだ場合に
私は貴女の消滅を嫌い
貴女の大切なもの、要らないものの中から
対価を選ばせ、その対価の分だけ私を落とす
私が落ちれば貴女は幸福を増すが
それはただ単に知恵の低い結果をもたらす
これはソロモンの知恵により語られた言葉
偽預言者に気をつけよ、彼らは羊の皮を被っている
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by ren_with_parfait | 2017-06-16 02:56 | | Comments(0)