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もう死んだ二人の中途形

「ぜんぶちょうだい」

味気ない時間を噛みしめる
退屈な色寂しがり
絵の具のパレット引っ掻き回して
お口に入れて飲んじゃった

あゝ極彩色とかレインボウ
青い瞳に白い肌とか
美しいとか可愛いだとか
そうゆのぜぇんぶ私に頂戴

ちょっと乱暴だけど連れてくよ
これも全ては君のためなの
ステキなことだよ君の花園
夢にまでみた景色はすぐそこ

超特急で走ってく、恋は退屈寂しがり
水彩絵の具が美味しすぎてね
君の口へとひたすら注いで
わっ、パーンッて破裂したらね

君蘇るのも可能になるの
そんな夜すら可能であるの

☆-★-☆-★-☆-★

「ぜんぶあげるわ」

味の濃い時探してる
苺のケーキを食べてはずが
林檎を食べてて不思議とか
お砂糖ミルクが飲みたい時を

あゝ淡い色なら嵌るというのに
きっとその指嵌るというのに
ネオンサインは秒針振り切れ
そうゆのぜぇんぶ貴女にあげる

ちょっと頼りないけどついてくわ
これは貴女の決めた道
ステキじゃないけど赦します
血の筆で書く詩だなんて

明日は未明に消えさる星に
さよなら告げたら旅も終わりね
七色極彩すぐにも溶けて
夜に弾んで蝶々追うから

もう見えないのに探しているの
もう見えないもの探しているの

by ren_with_parfait | 2018-01-12 21:32 | 二部構成の詩