恋のまれ

「恋に飲まれる」

偲ばざる
貴女憶いて
祈らざるを得ず
知るに尽くして
分からざるを得ず
軽い願いが
積み重なって
知らぬで済まず
憶い貫き
嘘では済まず
あゝ愛ならば
嘘だとか
幻色に
飲まれれば
記憶は消され
恋も死ぬ

今こそ飲むか飲まれるか

「恋を飲み込む」

向かい風
びゅうびゅう吹いて
走らざるを得ず
限り尽くせば
求まざるを得ず
重い鉛が
底に眠れば
心本音で
裸足で駆ける
今駆け抜ける
あゝ愛などは
叶わぬと
いえば幻
切ないならば
いざ嘘をすて
恋で勝て

飲まれる恋など最初にしない


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by ren_with_parfait | 2018-02-26 19:14 | 二部構成の詩 | Comments(0)