明日《あす》には溶けるよ
夜空《はじめ》の勢い

昨日《きのう》に駆けるよ
朝日《さいご》の眩しさ

未来《せい》と過去《し》が
合わさり交わる時がある
恋《はじめ》と愛《おわり》
茜空には蜃気楼《うそまぼろし》

時遅し
鐘が鳴るなら子供に還る
黄泉にゆくとき初めに還る
僕《うつわ》はそれを見てきたよ
貴女《いのち》はそこに居なかった

ただただ茜に日は暮れて
儀式《しんぱん》受けて列車来る
音楽《かえろう》放送《かえろう》呼声《スピーカ》告げる
泣いて飛び乗る群衆《しんだひと》
「どうか僕《あのこ》も連れてって」
そう言う貴婦人《くりすちゃん》の声を聴き
私は茜の不可思議《しのふち》で
「僕《あのこ》には乗り込む資格《わけ》ない」
そう言い列車を見送った

茜の空《こたえ》はなぜ終わる
夜《いきる》と昼《いきる》の中間で

全てを紅《うそ》、紅《うそ》、紅《うそ》、紅《うそ》
嘘《あか》くして
空の化粧は教唆《かたり》し告げる
やがて壊れてしまうこと
鏡《あかね》合わせの幸福《しんじつ》すらも

by ren_with_parfait | 2018-03-14 12:37 | | Comments(0)