終始

「終点」

ここで見ている
閉じた世界は
悲しくなくて
嬉しくなくて

想いの果てに
想いが尽きて
尽きた果てにも
こゝろがあって

こゝろの中に
あなたがあって

テクテク歩く
駅の先
パイプオルガン
響いた教会
あなたが立って
十字を切って

ただ存在が
刻まれて
人はこゝろに
自由与えて
神は私に
あなた与えて
死ぬときすらも
想えているから
きっと私は
幸せで

「始点」

今まで見てた
嘘の世界は
消えてなくなり
居なくなり

それが嘘だと
言われなくなり
それは消えると
居なくなくなり

繰り繰り繰りり
繰り返してた

ここから歩く
美しき
幾千の夜
散らばる想い
幾千の朝
散らかる想い

僕は静かに
賛美歌に
耳を傾け
探しているんだ
けど存在は
掴めずに
ただ幸せは
平凡に
きっとあなたを
想い出に

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by ren_with_parfait | 2018-04-24 16:57 | 二部構成の詩 | Comments(0)