青空

僕の文章を
君に読んでもらいたい
それは僕が生命であり
ここに端を発し
衛生的に生きながらえてるリビドーの
ほんの些細な収縮であり
修飾された結晶なのだよ

例えば君が僕を想うと
言うのなら
僕はこの文章に生きていて
この空間では解き放たれてて
ほんの小さな部屋に居たとしても
何万の言葉から選んで君に届けてる

それそのものだよ

しかし愛は造作もないね
言葉は言葉の意味であり
君に届くのはまたその訳だ
されど愛はつぶさに宿り
言葉はそれを体現してると
どうして空が青いのに言わないでいれよう

どうして青空の下で言わないでいえよう
想うことが愛であり
それを伝えていく時にのみ駆け瞬くなら
死後も語り合っていられるような
そんな澄みやかな時に他ならないんだ

あなたが落ち合った奈落の底では
今も二人で死骸が眠る
それは推測された最大値
いつかの僕らの大きな夢で
彼らが見渡しているのはそう

今ここにある僕たちと
それを観測している微細なレンズ

あゝ焼けてしまいそうだ
喉が渇いてくる
それでも懸けてしまうのは
青いということを忘れていない
僕とあなたとあの部屋と
想い出だけが綴っているのかな

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by ren_with_parfait | 2018-07-15 23:42 | | Comments(0)