潤い

「不憫」

仄暗い 赤い 眼が光る
青ざめた 夜の 月光る
あゝ永遠は滅びただろうか
否断じてそれは刹那に宿る
赤い眼をして青ざめた血を
飲み干す貴女が不憫でならない
私に気づかぬ貴女が不憫でならない

「潤渇」

ビルの裏 青い 眼が光る
赤い血を吐き青ざめる顔面
あゝ永遠は注ぎ続ける
忘却の罪も戻れぬ決まりも
解き放たれて今がある
嬉しむ貴女が愉快でならない
貴女を想えた私の潤渇
これは否定しようのないことだ

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by ren_with_parfait | 2018-07-19 01:59 | 二部構成の詩 | Comments(0)