夏の粒子

「粉雪」

夏の陽射しがキラキラと
粒子の破片を降らしてる
燃えあがるような炎の粉雪
僕は戸惑いながら、恥ずかしく
君を包んでいる網膜のような季節が
抱きしめているのが僕だったら
君はなんて言うんだろうなんて

気持ちでそっと想ってる
口には出来ないけれど
触れるくらいなら出来るはずだから

「花火」

この夏の終わる頃には
粒子状した燃える風すら
雨が降るのを悲しがらずに
つぼみをつけて、咲かせるでしょう
今も包み込んでいる繭のように季節が
君を孤独にさせていて
孤独を愛しくさせていた

粒子状して燃えてる夏が
夜にも君を傷つけるのなら
私は粒子を束にして
触れず燃えてく花でいよう

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by ren_with_parfait | 2018-08-11 13:49 | 二部構成の詩 | Comments(0)