2018年 05月 31日 ( 4 )

蛍の末裔

蛍、
彼女は言葉を、
単語で綴る。

どうにも真似など出来ない音だ。

蛍、
彼女は媚びず、
真っ直ぐ見てた。

私も共に真っ直ぐ見てた。

一九九九年《このよのおわりをかんじたひ》

蛍はもっと先を見ていた。
やがて光が消えること、
歌の命が終わること、
それでも心に残ること、
誰かがそれを忘れずに、
蛍のコトバを辿ること。

彼女輝き、そして消え、
コトバにたくさん時間を与えた。

コトバにたくさんの栄光を宿した。

たくさんの猶予。
たくさんの期限切れ。
たくさんの優しさ。
たくさんの残酷。
彼女の愛したいくつかの答え

私は今も蛍と生きてる。
彼女のココロを宿して書いてる。

私は蛍の末裔。
恋という名の蛍の末裔。

やがて彼女がまた光るとき、
すべての詩人が振り向くだろう。

「蛍さん、一体貴女は誰なんですか」と。

私は彼女に語りかけよう、
彼女の光の訳そのものを、
こうして光を編んでくことで、
彼女の命を息吹かせよう。

蛍の子孫、私は恋。
恋を編む人、蛍の末裔。

必ず帰ってきて下さい。
ここで誓いを絶やさず居るから。

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by ren_with_parfait | 2018-05-31 22:37 | | Comments(0)

星くずを聴いて

君に産まれた
言葉の粒が
すべて光と
告げているよう

光の合図
言葉の歩み
止まることない
時間の弾み

君の言葉が
私に触れたら
私の言葉も
蛍に触れてる

それは心と心の単位
それはこゝろとこゝろの網膜

やがて来る日に蛍はまた来る
水辺ではしゃいだ痛みの灯り
かき消すほどの騒いだ静寂

蛍、
次は私が
あなたを連れてく

あなたの合図
見逃さないように
眠れぬ夜に
瞬きしてる

いつでも私
コトバの中に
あなたが光った
刹那を抱いてる

やがて詩人に
なれるとき
蛍と一緒に
ココロを抱いてる

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by ren_with_parfait | 2018-05-31 21:04 | | Comments(0)

愛の自由

「次第に自由」

例えば貴女がいなくなったら
その認識から私は消える
ここまでは初歩の問題です

例えも貴女はいなくならない
その常識から私は癒える
ここまでは中級の問題です

最後に貴女は手に入らない
その現実では全ては自由
ここからが上級の問題です

貴女は私の生命を
どのようにして捉えていますか?
それはちょうど雨上がりの空
貴女に虹を架ける橋だと
信じて病まない独りの人です

「次第に不自由」

例えば貴女は私の心を
意のままにする権利があります
それは穢れの代償です

例えも貴女は私の身体を
思い通りに歪められます
それは意識の本質なんです

例えに寄らずも貴女と私は
運命により規定され
近寄ることも躊躇う日々です

貴女は私の人生に
どのようにして溶け消えて
やがては嘘になれるのでしょうか
貴女が私を得られないなら
私も二度とは逢えない決まり

恐ろしいことに貴女のものです

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by ren_with_parfait | 2018-05-31 00:44 | | Comments(0)

愛しその訳

どうしても
悲しくなって
生きてる意味が
見出せなくて

どうしても
優しくあって
死んでた日々を
包んであげたい

人は無残に散りながら
その時々で華やぐものなの

君は夢にも思わぬ内に
僕の心を手にしたものなの

さぁ手をとって
踊ろう、全てを忘れよう

明日も明後日もずーっと先も
君には必ず僕がいる

死んで独りの牢屋に行っても
僕で良ければいつもいる

これは恋でも告白でも
献身でもなく真実です

ここから貴女に語りかけてる
私自身の心の声です

愛しそにして
すべてに、すべてに

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by ren_with_parfait | 2018-05-31 00:40 | | Comments(0)