2018年 08月 27日 ( 2 )

中身の入ってない時計

「砂時計」

世界中のひび割れた砂時計が
大量の砂をあふれ出さしている
それは繰り返す時間と
閉じ込められた砂という記憶が
記憶の本来あったとこ
愛のはじめの最初の言葉に
帰っていっているかららしい
僕の砂なら空から降って
雪のようにと海へと帰る
月を眺めてあそこに帰る
あなたの元へと舞っていく
粒子になって舞っていく

「空の時計」

空の時計は自転を刻む
明日に還ればばそこにはあなた
昨日に戻ればそこにもあなた
何も存在せぬ時間には
すべての人が存在している
空の時計に電車が動き
名もなき駅へと僕らを連れてく
そこには僕らの二人の世界
誰にも壊せぬ世界もあって
永遠に笑顔で暮らしていられる
それは心が空だから
それは時間が空だから
空っぽうにはすべてがあるけど
空っぽうではないものねだり
ほんの一瞬切り取れば
ほらあなただってもう空っぽう

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by ren_with_parfait | 2018-08-27 03:53 | 二部構成の詩 | Comments(0)

優しい恋

夢はうっすら意識を占拠
昼間に夕に眠るまで
僕を離さぬ揺りかごだ

答えであるなら今はこうして
出逢える日まで晴天月下
その眼の色と輪郭と
微かに香る肌の匂い
変わらないでいてくれたなら
どんなに優しくあれるだろう

夢はうっすら意識を占拠
昼間に夕に眠るまで
あなたを眠らず揺りかご言葉

愛しているから心配するな
少し私は覚悟を変えて
恋とは違う何かのために
こんな想いを香らせたいんだ

ほんとに夢が覚めて終いに
僕ら想い出してしまう
これが恋にすぎなかったこと
それが取り返しのつかないことに

何度でも最初に戻って確かめてよ
夢はうっすら意識を占拠
あなた囚われ僕のもの
そう思っていると嬉しいの
君も想ってくれると嬉しいの

僕を少しでも愛したことが
照れくさくても励みになるなら
この片思いを走らせてるのを
優しい時間に変えていけるよ

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by ren_with_parfait | 2018-08-27 03:42 | | Comments(0)