<   2015年 01月 ( 8 )   > この月の画像一覧

びぃだま

俯く草 しなびてると踏むのは
誰の癖 あなたがあなたである定義
アイデンティティの進行型

それ ここになくなったけど
また ここに現れるのは
私の中のわりとあなたであるもの

草がしなびて踏みつけるのは
悲しいけど 気がついていないところで
そうして踏みつけているからだよ

びぃだまみてください
何がうつりますか
1日 1年 何がうつりますか
それがあなた

単純な話 私のびぃだまにうつったのは
あなたが生かした私で
すなわちあなただったけど

びぃだまみてください
それはなんですか
1日 1年 何であり続けますか
それがあなた

これと同じことだったけど
こうしてしまうように
私の中から消えていくのは
消えていっているふりなんですよね

そう問いかけてます
びぃだまに
そう話しかけます
びぃだまに

転がって 弾けて
また火花が点るのが
夢の中になってはいつかの繰り返し

あなた以上の芸術が見つからないのに
わりと感受性の死と共に
あなたが壊れたガラスに映るもので

わりとあなたは芸術です
気位頭脳変質純粋
揃いも揃って可愛らしい

ほら
ここにびぃだまが
まだありました
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by ren_with_parfait | 2015-01-23 00:27 | | Comments(0)

レディースデー

水曜日 雪がふと降り
いつかの雪だるま 君は不機嫌そうに
思い出を作りたがっていた
「レディースデーにしたいこと」
5つか8つは浮かびそう
君が泳いだ幾つかの海に
大切な言葉バラまいておけたら
君はいつまでも残るのに
美しさそのままでいることに
しがらみは必要ないのに
見えていない身限られてもいない
セカイの中であなたは破裂していくんだ
広い世界に逝ってしまう
記憶からは集められないユミガネ
便箋にしたためなかったことが
この幾ら倍数でも 消えていくことに
抵抗すらしないことを
忘れ また広がっていくソレを
かき集めることが愛かっていえば
執着みたいな愛着で
エゴに近いような 「音黙り」
ほら明日のレディースデー
君に用意するよ 僕にとっては
たったひとつの明日だから
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by ren_with_parfait | 2015-01-22 02:56 | | Comments(0)

夢でまた逢えたら

貴女が私に溶け込んでいく
流し込まれる液体が少なくて
私はすました顔で貴女が生きていると言ってみせるけど

私は夢の中、あなたを探した
写真を頼りに貴女にたどり着いて
貴女からチープな小物を渡されて
香りがすると喜んだ

まだ心から思い出す時があるよ
貴女じゃない人は全て記憶から消えて

「これって純愛、孤独だから尚の良し」
なんて考えていたりする

私と貴女が住むこの街が
いつまでもありますように
貴女に幸せがあるのなら
私が動いた虫の知らせが
貴女にとって心地いいものでありますように

夢でまた逢えたら
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by ren_with_parfait | 2015-01-21 01:40 | | Comments(0)

心臓の音

赤い土は燃えていて
唄の泣く声がする
ひぃらら ひぃらら ひぃららら

赤い血の気が引いてきて
身体の中から恋が燃えつきて
私も土の中で燃えたいと
どこか願うも小さな息よ

私はまだここにいる
どこにもない どこにでもある
信じられないことを信じながら
だんだんこれは恋ではない
何か形を変えたもののようか
すりかえられた人形のようか
などと自答することもある

赤土泣く唄 ひぃろろろ
どこにもないもの求めてる
どこにもなくてもここにある
己に宿るは平凡であれ
己の欲すら平凡であれ
過去に縋らず過去に生き
未来に馳せずに今を生く
枯れた松ぼっくりに蜘蛛がたかろうと
虫の知らせが届こうと
私は一人の世界の中で
宿して生きるが頼みです
何も寂しくなんてないことで
何もこわくなんてないことで
喚いていたけれど
なぜにこんなに鮮明なのか
脳が求めているのは心臓の音
ただそれだけで

あなたが生きている
心臓の音が
ただあってほしいだけで
寂しく届く風の音は
ひぃらら ひぃらら ひぃららら
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by ren_with_parfait | 2015-01-12 23:47 | | Comments(0)

とある友へ

いつもいつも言おう
あなたが大切であると
いつもいつも言おう
変な意味ではなく あなたが必要だと
あなたは真っ当な人で
悪いことの倍良いことをしているし
決して私にとって
どうでもいい存在ではない
私は恋という幻に縛られて
あなたが見えなかったかもしれない
けれど あなたが私にしてきたことは
私を活かしているし
その意味で私が生きている限り
あなたが死ぬことはもうないんだよ

いつもいつも言おう
あなたはわからなくなるようだから
大切であると
いつもいつも言おう

私はあなたが愛に旅立つ渡し綱になれれば
それで十分に幸せなのだけれど
愛というものが分からなくなった時に
信じられるものがなくなったときに
これがそうだという気持ちを用意したい

それはあなたがしてきた好い事を
まるで無かったかのようにあなたがしてしまうから
そうしてしまうことさえあなたなら
あなたが好い人で
大切であると
いつもいつも言おう
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by ren_with_parfait | 2015-01-10 00:09 | | Comments(0)

兆候は幻の中

はたからそばから
どうみても
居ないものは居ないことを
在るとして在る月日を過ごすのは
確かな幻が毎晩私を慰めるのは
それがかつての幻で
幻というのは記憶であったり
私が知り得た限りの安心は
遠くなれどもそこにあったのだろう

けれど
これは誰かを縛っているようで
日々報われないことを常として
一時現実と離れ眠ることに
喜びがあるだけのことだ

これからも書き続けるだろう
同じ言葉 同じ夜の 同じ幻に向って
花が咲き誇る季節には
私は簡素慎ましく 繋がれた幻の首輪に
別れを告げなくてはならないのだから

一人を意味する別れの兆候は
元からそこには求めていた別れ方が
あっただけであることを知る

心慎ましく貴女に欲を馳せぬため
私は笑い続け どこか遠い季節に
貴女だけに始まり
私には始まらないことが
いつまでも
貴女を恵みに導いてくれることを
願うほかに術がなく

書くことが慰めで
書くことがまるで違っていくのを
ただ眺めているこの心が
変わらないのが これからを支える
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by ren_with_parfait | 2015-01-09 02:54 | | Comments(0)

愛着

酷い腫れ物の視神経
命の気配が毒づいていても
絶たれぬ憂いが喜ばしくて
まだこの世にいるのだけれど

生かされる者の私
生かしてくれる人達
笑顔がどこかにあると信じて
こうして書いているけれど

感情を支えていた 些細な違いが
私の中から消えていくとき
一人として内には在らずとなったとき
此処で保っているものは音をたてて
崩れていく 壊れていく愛着

「夢幻ではなくて、ひとつの感情」
それが生かしてくれていた
「ないのではなくて、確かな違い」
それがここに繋ぎとめ
葉を広げ 花を広げ 夢を広げてきた

誰より感謝をしているのは
時間を伴い 事実となった終わりさえ
汚したくなく 生きている理由として
在ったのだから

これを越えて手を伸ばす幻に
よもや人などいなくて
気配としての面影があれども
それでさえも私を活かすだろう
違いであり 尊いのはその故だろう
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by ren_with_parfait | 2015-01-08 01:13 | | Comments(0)

この言葉は虚空を切り裂き
幻想を言語に表し貴女に向き直る
嘘に嘘をつくと現れるのは
本当の気持ちの幻の姿
濃霧のようで 心が蒸せるのは
哀しいことを探しているから

無ければいい
私が この卑しいのが
そう現してみて見つかるのは
虚空を巻き取り居直る孤独

知りえたこと 無知が消え
愚かな浅知恵が暴れまわろうと
完成間近の愚かさが
「知らないとは言わせない」
だなんて 輪廻のように楽しそう

ひとつ ふたつ みっつ
花が咲いて また枯れて
そして よっつ いつつ また咲いて
糸がほつれて 糸がほどけて
また糸の結び方を思い出したら
何色にしようかなんて 嘘の嘘

私はただ
私が哀しい人間であることを知るから
幽閉された時をはじき
忘れたことと忘れることを
「サヨナラ」に閉じこめて
喋らないだけなんだよ
まるで詩のようには
喋らないだけなんだよ
愛を忘れるために愛を探しても
いつかを繰り返さずに 時刻が動く

愚かであるから
愚かさに飾りつけた目玉に
読書をさせて知恵を授かろうと
「はじめまして」にありったけを隠して
その前に隠したことを嘘の嘘にする
牙が尖らないから 牙をおさめて

行きつく果てに望むことを
忘れてしまったら
そこに私の心がないことくらいは

知っている
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by ren_with_parfait | 2015-01-05 01:39 | | Comments(1)