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鏡の摂理

これは僕らに起こった自然現象
これは自然の淘汰
これは時を経て産まれた映し鏡

僕の中のあなたと
君の中の僕自身
響きあう中で産まれた時間の摂理
刹那の路を辿って僕らが出した答え

愛とはなんだろう
恋とはなんだろう

涙を晴れ空にしてしまえば罪なのか
忘れてしまうことが罰なのか

それすら僕らにはもう必要ない

その眼光が捉える僕らのノイズは
鏡を歪ませ迷路を広げてゆくけれど

命の続く限りぼやけた
産まれたばかりで青ざめた
哀しくなるほど歓ばれた祝杯に

君が授かる言葉のすべては
僕らの隙間をすり抜けて体温を溶かし

君と僕が混じり合った世界で
その鏡面の摂理を何より鮮明に

覚えているかのように
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by ren_with_parfait | 2016-09-28 17:09 | | Comments(0)

Sound of Poem.

賞味期限がキレてるけどさ
ディレイを噛ませば首筋絞まるよ
血液流れた矛先向けて
心の在り処にピッチを上げれば
死んだことのない夢に飽いちゃうんだから

もっとスピード感を出して
もっとリアルに もっと痛ましく
悲しい皮膚を微熱で染め上げ

もっとスピード感を出して
もっとシリアス もっとアンニュイ
嘆きの翼の羽先でなぞって

もっとスピード感を出して
ちょっと刹那く 未練の精霊
悪魔の舌先さえ歓びになるから

だから
もっとスピード感を出して
かなりリアルに いつも夢みて
信じられない光景が
いつも広がるファインダ覗けば

ほらほら愛した彼の方のすべて
あなたの心に沈ずんでいくから

賞味期限がキレてるけどさ
ピックを落とした来世を探して
アンプの向こうの楽園目指して
身体の在り処をシールド繋げば

あなたたちが居たことも
彼の人があなたにいたことも
それはすなわち同じものだから

決して いないいないなんてない
いないいないなんて絶対にありえない

同一のあの子
同一のあの人
恋し愛したならその幸せは
鏡面であることに情けをかけずに

奏でだせ刻みませ
歪みの中に幸 見いだし給へ
幸い給へ 幸い給へ
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by ren_with_parfait | 2016-09-28 16:31 | | Comments(0)

車両の亡霊

列車に棲む亡霊
明日を信じられなくなった人
ただうずくまり
つり革に捕まり
疲れきった人達にささやき声で
刹那さを込めている

喜び向かう人には
寂しさと同情でいつも
彼らは哀れんでいる
楽しい日は続かない
やがて同じ駅にたどり着き
行く宛の切符を失う 彼らは悲しそうな
車両に棲む亡霊

いつも私たちを心配している
失ったばかりの車両の亡霊
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by ren_with_parfait | 2016-09-28 10:44 | | Comments(0)

屍よ

屍よ 純真よ
君が心を失くしたと
君が傷つくこと
裏切られることを忘れたと
呟くことなど出来ようか

屍よ 純真よ
死んでも尚叫ぶ者よ
あゝ命からがらに求めるは
君にしかない純粋ではないか

君が心を廃にして
君が命を呼ぶからこそに
心臓は脈打ち そしてあふれるがまま

流れるがままに

あゝ屍よ
どうか泣くのをやめないでくれないか
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by ren_with_parfait | 2016-09-28 10:34 | | Comments(0)

鏡の恋

何を求めているのだろう
歩まねばならぬ 励まねばならぬ
弱すぎる痛みは私をふやけさせ
其処から沸いた虫により
求愛されて 憐憫されて

恋する人達
あなたたちが求めているのは
あなた自身であるのです
鏡に映したモザイクの壁画に
なだめられ ささやかれ
肩を抱かれ 共に眠り
幸せを覚え 悲しみを仰ぎ
ようやく独りになれるのです

恋する人達
あなたたちは寂しくて
寂しいがあまりに人を求め
傷つくがあまりに人に餌付き
そして絶望すらも 死すらも
愛で邁進する幸せに預かりました

産まれた時から
恋は孤独
産まれた時から
たいせつな夢はいつも在り
死ぬ日まで
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by ren_with_parfait | 2016-09-28 10:18 | | Comments(0)

欲求のリアル

遊覧船 詩心が枯れた
何もなかったかのように
想いはリアルに飲み込まれ
あの子に直に触れたいその傍で
隣に座る眠たそうな子に
目移りする僕の心は恥の枝先

甘雫が落ちてきて懺悔する
ききょうの花が満開になる季節に
秋を知る
従順……永遠の愛……高貴な花が私に咲いた
微笑んで摘み取られた花弁

もしもあなたが愛への裏切りを躊躇せず
思いつきで異性を渡り歩くのなら
私は忠告するだろう

多様と言えども愛はそこにはありはせぬ

何故ならあなたは運命や永遠を諦めただけで
それは確かに存在しているからなんだよ

詩心が枯れても
愛は秋風の続きで遊雪を運ぶ
嵐は吹き抜け天災をもたらし
心を和ます同情へと変えていく

あなたが求めてるのは善良な自身で
それは愛する人そのものだ
それはあなたのそのままの姿だ
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by ren_with_parfait | 2016-09-28 03:03 | | Comments(0)

その兆候

その誘惑に勝て

美しき酒に勝て
美しき闇に勝て

悪夢に魘されたね
嫌な想いをしてきたんだ
枯れた植物をみて泣いた
横たわる昆虫に情けをかけた

その誘惑に勝て

穢れを許せずに穢れ
愛しさ隠せずに悶え

愛を踏み潰され生きてきた
辛い人生がようやく終わると
なぜかみんな慰めるように
君の死兆を覗き込むんだろう

その誘惑に勝て

病める心で
病める身体を
先取りする気かい

今神に赦されたと
抜け駆けをする気かい

災難と駆け落ちしてみたところで
白紙のノートは白紙のままだ

仮に君がずっと前から
死神とやらに好かれ
何度も死にかけては生き抜いて
今ようやく慰めの死を見つけたと

涙で心を濡らしていたとしても

そう言いながら苦しんで居なくなった人を
まさか知らないなんて今更言えない

彼ら彼女らの後を追っても
そうして彼ら彼女らの慰めを受けていても

諦めちゃダメだ
同情になびいちゃいけないよ
そこに本当の幸せはないんだから

思い浮かぶ顔がないのなら
その人は笑ってくれないのだから
権利とそれに迫られていることを

混ぜこぜにして消えていくなら
亡くした人は顔すら誰にも見せられない

死にたい病なんかじゃない
誰の同情も慰めもいらない
誰を泣かせたいわけでもない
誰かを贖うそんなつもりもない

死んでしまいたいんじゃない
ただ居なくなりそう
ずっとそんな気がしているだけ

誰も決めてはくれない命
この物語は必ず続いてきたよね
たった一つのことさえ常にて

頭のよくない僕でも分かる
いかに美しく死ねるとしても
そうしかならない感じがしてもね

何が君を痛めつけてる
暗くて怖い不吉な知らせ
命からがら逃げなきゃいけない
逃げきれたらこんどはもう一度
今逃げてる人を助けてあげよう

それではじめて笑えるはずだよ
生き抜いていこうその人と
君が求めた全てを見せてよ
見届けていこう笑顔絶やさず

残念なことに
一つの魂が世界を救う
兆候あらば

残念なことに
一つの愚かが万をも殺す
世界であるなら

君愛しそに願えし者とは
その幸せにのみにて咲けとし慰む

安らぎは
死に非ずしてとこしえに

2016.09.14

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by ren_with_parfait | 2016-09-14 13:57 | | Comments(0)

八朔 恋

誰かに聞こえた貴女の声と
かなたに消えてく私の声と
いつ溶け合えるかも分からない
制限つきの片思いは続く

ワンナイトラヴに興味はない
ヤりたいだけなら他にいけ
俺の身体も俺の心も
あの子にがっしり掴まれて
その上逃げる理由もないんだ

誰かに聞こえた貴女の歌と
未だに鳴らない私の歌と
いつ奏で合えるとも分からない
愛の調べを待ち望む

マゾヒズムにて君を凍らせ
サディスティックに君を想うよ
君の苦しむ顔をみて
優しい顔して優しい心で
心の底から底から祈るよ

どうか僕の幸せが全て君に注がれますように
どうか君の苦しみを全て私が受けとめますように

二人出逢えたことが不合理なのなら
全てを君にすればいい
全てが君になればいい

私が貴女が糾うのならば
恋とか愛とかお天気空の雨じゃなく

ちゃんと名前で呼んでよね
僕はいつでも呼んでいます

君のために捨てない名前は
無限に貴女の幸せを
叶え続けるためにあるから
八朔の恋はいつまでも止まらずに

やがて変形しながら深めてゆくから
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by ren_with_parfait | 2016-09-09 21:20 | | Comments(0)

悲しいな

私心に恋心
咲く花心に夢の色
灯した涙に血の匂い
タバコのフィルムはいらないや
こんな事ならやめたいや
生きてゆくこと恋する心

胡蝶の歌に舞う響き
不機嫌そうに笑う街
貴女のいないこの世界
私はイナクがならなくて
我慢すること辞めてみたい

少しの気持ちを捨てたなら
残るものなど何もない
けれど嗚咽が止まらない
ゴホゴホ咳き込む口が言う

愛してるなんて嘘っぱち
欲しいだなんて嘘っぱち
ただただあの子にすがらねば
望んで生きてはいけないからね

砂かけ心に宙返り
今に射抜くよ貴女の歓び
叶える夢は数知れず
全て全てはあの子にあって
ないなら命に大切ないから
全て全ては飛んでいけ

叫ぶ歌声静かに告げるよ
君は誰かになってしまって
違う君でも見つけ出せるよ

私の私の大切な
兎の兎のお人形ちゃん

蔑むくらいのぺらんぺらんの
愛情褒められ死んじゃいたいのさ
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by ren_with_parfait | 2016-09-07 19:01 | | Comments(0)