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別離した人

「再会」

いずれ知る
君と出逢う日
鐘は鳴り
ワインを口に
赤面の僕

いつ離れ
いつ出逢えども
鐘は鳴る
君のためにと
寂寞の恋

また逢えば
僕らは夜に
堕ちてゆく

羽はもげ
白亜の森に
鳴く声だけが

あゝ奪えれば
その吐息
君の温もり
唇すらも

いずれ知る
君と出逢う日
胸高め
ホールで踊り
愛交わす

叶うならまた逢う日こそ
巡れと願う

☆-★-☆-★-☆-★

「二度と逢えない」

もう逢えず
死に別れては
鳥は飛ぶ
風に揺られる
想い運んで

もう離れ
もう出逢えても
遠い人
愛しくあれど
亡霊で

逢えぬなら
僕らは風に
目を配す

土を履い
地獄の日々で
砂を噛む

あゝ願うなら
この空に
君に届いた
雲行きあれば

もう逢えず
何度枕を
塗らせども
唇は
彼に奪われ
戻らない

叶うなら逢えない日々も
愛しそにして

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by ren_with_parfait | 2017-11-29 14:20 | 二部構成の詩 | Comments(0)

同花

「咲かしたい」

咲かしたい
あなたがくれた
この種を

このキャンバス
ちょうどいっぱいくらいの風船
空に浮かべた
爛漫と、燦然と、
花は微熱を底に宿して
都市にいっぱい
爛々と、燦々と、
僕ら辿れる時間の隅まで
煌々と飛ぶ、風船は飛ぶ

咲かしたい
あなたがくれた
この種を
色のついてる
名のすべて

美しむのはあなたのすべて

☆-★-☆-★-☆-★

「散らしたい」

散らしたい
あなたがくれた
根っこから

この空白
ぜんぜんたりないくらいの有終
チクリ刺すのよ
暗鬱に、陰惨に、
美を飾るならば破裂して
時にぜんぜん
沈鬱に、陰刻に、
私いたことそのこと自体
狂乱に帰す、有終の美よ

散らしたい
あなたがくれた
この花を
私にくれた
愛すべて

憎むことならあなたのすべて

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by ren_with_parfait | 2017-11-27 21:12 | 二部構成の詩 | Comments(0)

平穏から喧騒へ

「平穏」

僕らが産まれ
この方手にしてないものを
君が進んで手に入れるなら

その平穏に口づけを
手にとり結ぶ、宵の夢
湖に、水面に映る月明かり
君の頬、恋人の腕
その体温は君の幸せ
終わりを告げぬ恋調べ

「平穏に。
異に気持ちよ騒めくな。
そのままに。涙で今を騒がすな。
揺れながら、眺るは、
平静なりし心の海よ。
その宇宙よ。音楽よ。
気持ちがあなたにあるのなら、
平穏を去り喧騒へ、
また喧騒を経てここへ来い。
見つからないの北千住。
その踏み切りを飛び越えて。

「あなたはだから報われない。
ほら最初の日っから、生きたくないの。
はらばこの先を知りなさい。
戻るべきとこ失くさぬように。

「〜。……。〜。……。

☆-★-☆-★-☆-★

「喧騒」

僕らにあって
この方愛していないもの
君が進んで欲しがるのなら

この喧騒に身を投じ、
また都市歩いて口づけを。
ウィンドゥ。曇る間も無く、
騒めく街に。慌てず走れひた走れ
あなたの指に指輪をひとつ
ピックを一枚噛んだなら
髪を結わえて今行こう

「喧騒に。
異に静けさ繕うな。
そこから去ってここに来て、
今願うのは平穏だ。
人は死ぬ時静かでいたい。
都心で願うは毒がある。
昨日の君がここに来た。
その残響よ。罪と罰。
また平穏に行け戻らずに。
見つかりました池袋。
副都心線くぐり抜け。

「だからあなたは欲張りだ。
死に場所求め、居場所失い。
最後を求め安らかに。恐れるな空そこにある。

「……!……!……!?……!!


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by ren_with_parfait | 2017-11-26 21:50 | 二部構成の詩 | Comments(0)

アイドル狂い

「海から」

悲しくないの
あなたの言葉
指から離れ
ここに着くまで
切ないままに
この目が拾う

悲しくないの
あなたの吐息
言葉に混じり
ここに着くまで
流し読めずに
この耳拾う

美しさとは
亡骸に
余韻と余韻
その側に
結ばれた恋
あることに
躊躇いすらも
ないままに

刹那あなたの
愛に酔う
悲しくないの
その美学こそ
穢されぬまま
あればいいのに

僕は言葉を
泳ぎ疲れて
言葉を澄まし
時にあなたを
目で拾う
時にあなたを
耳で拾う

危険な香り
悲しまないで
これはただ
僕が見惚れて
いるだけだから

海から昇ったアイドル狂いさ

☆-★-☆-★-☆-★

「空から」

嬉しくないの
あなたの言葉
誠も嘘も
愛に染まって
燃えた炎を
降らして呉れてる

嬉しくないの
時は残酷
嗚咽に混じり
休む間もなく
耳に残れと
想い降らせて

その切なさは
生き霊で
矛盾を持って
近寄って
愛にならずと
知っていて
相容れないのに
ギア回す

美の余韻
私酔えずに
切ない慈愛
嬉しくないの
痩せ切った夢
叶わぬままに
時は静かに音伝う

すぐに塞ぐの
耳響くから
澄ました色で
私奪って
また消える
時に願いは
奪われもまだ

危ない視線
嬉しくなくて
それはただ
見惚れるだけで
済まない気持ち

空から落ちてくアイドル狂いね

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by ren_with_parfait | 2017-11-23 22:48 | 二部構成の詩 | Comments(0)

二つのページ

「夜」

夜寂し
日がな終わりの
袖寒し
よもや年の瀬
灯油屋の音

時近し
すでに終わりし
恋なれぞ
冷めど打ち寄せ
響く鐘の音

寒し恋
寂し恋かな
詩であらば
封筒に閉じ
晦日焼かれる

年が明け
また年が明け
年を終え
気づいた時は
君だけ終わらず

ただそうさ
何が巡れど
終えれども
愛す喜び
止む世にあらず

ただ哀し
相されたいから
また逢いす
滑りゆく陽に
走り出す夜

カウントダウンはもう少し
カウントダウンはもう少し
はやる気持ちを
押さえ心臓
やっとやっとだ
やっと言えるよ
愛しているよ
結婚しよう

それさえあれば
なにもいらない

☆-★-☆-★-☆-★

「朝」

祈りには
誰にどうして
祈るか
誰がどうして
祈るのか

明けを待つ
またはこのまま
夜望む
どちらも決まる
祈りはあらず

ならなぜに
誰にどうして
祈ろうか
誰をどうして
賛美するのか

なにゆえに
神子は奇跡を
残したか
奇跡この身に
起こらぬものか

ただ今は
賛美の隙に
抜けだして
気を落ち着かせ
口紐解く

クリスマスなら叶えて下さい
僕の願いを叶えて下さい
どんなに泣いて
頑張ったって
好きで好きで
大好きだった
あの人のことが
忘れられない

神様どうか、居るんだら
聴こえているなら会わせてくれよ

そう言い泣いて
泣いては祈り
祈りは泣いて

泣き荒ぶのを
見つけた人は
共に祈りて
救いの神子も
共に祈りて
朝が来るまで
共に祈りて
その朝来るまで
いとやすく

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by ren_with_parfait | 2017-11-21 17:54 | 二部構成の詩 | Comments(0)

友よ

「友などいない」

本当に苦しい時に
手を差し伸べる友は
一人もいない

僕はひとりで憂鬱で
この世の真理独りで解きたい

悲しいことにうわべだけの友
簡単に壊れてく友達意識

あゝ僕は彼ら信じず歩む
二度と弱いと言わせはしない

僕の絶望見ては見ぬふり
彼らに愛想尽かしてる
まさに僕から君等にだから

運命共に歩むのは
自分救えた時だけなんだ

僕の孤独は断末魔
裏切る君を友に認めず

二度と弱いと言わせないから
僕は全てに復讐するよ

幸せならば小さな息で
ただ裏切りを力に変える

僕の犯した罪ならば
君ら犯した罪とおあいこ

墓場まで僕虐げる
君等が僕を侮らぬまで

僕は己れを高めてく

☆-★-☆-★-☆-★

「友よ再び」

僕が苦しい時にはいつも
君が心を満たしてくれた
ただ一人の僕

僕はひとりで首を垂れて
何も信じずいたけれど

君の温かな一言が
僕の寂しさ埋めてくれたね

あゝ僕もいつかは幸せに
弱さはいつか優しさになる

僕の悲観に優しい一言
その温もりが僕を癒した
終わりの日までそれは消えない

すれ違い樣の運命は
次へと僕ら昇らせる

二度と弱さで傷つけないよ
僕はあなたに感謝している

幸せならば些細なことに
人は初めに愚かであるの

僕の犯した罪が多くて
君らに何も返せやしない

墓場行くまで僕ら繋がり
僕は君らを押し上げる

友は互いに高め合うから

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by ren_with_parfait | 2017-11-19 23:05 | 二部構成の詩 | Comments(0)

unhappy

幸せ色の
日々に嘘
幸せ失せて
いままこと

幸せ色は
歩いてこない
平和な国に
願う人たち

夢にみた
願い続けた
優しい肌は
すり抜けてまた
冷たい指に

幸せ色は
ビニール細工
染めて染めても
落ちる色
塗れど塗れども
色つかぬ

幸せは
騙し合いだね
すぐ消える
ないものねだり
いつまでするの

もう恥ずかしくないでしょうか
もう恥ずかしくないでしょうか
生きていくのに
何か求むは

もう泣いて生きることなんてない
もう泣いて生きることなんてない
人生なんて
悲しみすらも

これ以上をもう望まない
これ以上はもうここにない
幸せ色は
オードブル

いままこと
愛と恋とか知らないよ
ここはもう
幸せ色の
死んだ街
平和な国で
生きる祭りを
咲う景色が美しくても

うるははははは
うるははは
見惚れるほどに
愚かな世界

unhappyに踊れよ舞えよ
花が散る散るこの時に?
ただ散らばってくこの空で?

好きにして
もういいの
幸せ色を見放したから

unhappyに生きるから

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by ren_with_parfait | 2017-11-18 16:49 | | Comments(0)

恋の休憩室

--ずっと--

悲しい温度
染め上げないで
虹は架かるの
いつかはきっと
降り積もる雪
海に溶けては
いつかあなたと
恋繰り返すから

繰り返した恋始めから
忘れた僕らは手を取り合う
そんな時、閃光
あなたの笑顔花火が灯して

冬に夏を待ちわびて
冬の気持ちを見ぬふりだけど

初めての日から終わりまで
僕らは絶やさず炎を灯す
心の中で

ずっとずっと

--いつも--

悲しい微熱
思い出しちゃう
サザ降りの雨に
似合わぬ日光
想い出話しは
焼き直されて
振り回されては
笑い合うから

巻き戻した恋始めから
記憶の断片また想い出す
そんな時、バンッ
あなたの恥じらい花火が照らして

冬に夏を生きる様に
夏の気持ちを大事にするけど

初めての日から別れた日から
僕らは絶やさず涙に濡れる
心の中で

いつもいつも

--きっと--

切ない刹那
忘れたくない
ゆらめきの都市に
視界は逆光
追いかける様
待ち望む春
あなたは永遠
幸せでいて

空を飛びこえ夢始めから
遊園地飛ぶ子供です
そんな時、ビリッ
花火の電流僕らに走った

冬にも過去を懐かしみ
夏の想い出投げ捨ててまで

戻れない様な決まりごとすら
恋の行方は僕が決めてく
心の外にも

きっときっと

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by ren_with_parfait | 2017-11-17 19:10 | | Comments(0)

燃やしてはならぬもの

「消えた太陽」

愛せないから
愛を知る
愛せないのに
愛を知る
どちらも知るに足らぬこと
愛せなくして愛知れぬ
愛がなくして相容れぬ
いつからか
君、という太陽は
月に隠れていなくなり
いつからか
君、という太陽は
堕ちては来ない夢になる
心に愛がないならば
反対側を探すのだけど
君の反対ただ君いない

太陽の色朽ち欠けた

☆-★-☆-★-☆-★

「消えた月」

愛してたから
愛を捨て
愛せてたから
愛を切る
どちらも見るに堪えぬこと
愛捨ててまで愛すれば
相容れぬほど愛はない
いつからか
それ、という月なら
太陽壊してまた巡り
いつからか
それ、という月は
巡り巡って昼に昇った
心に愛はなくなって
反対側を探すのだけど
それの反対は朽ちた陽だ

月は爛れを残して消えた

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by ren_with_parfait | 2017-11-17 17:09 | 二部構成の詩 | Comments(0)

Los

僕」

死にたいほどに辛いとき
側に居るのは僕だけで
ただ僕が僕抱きしめて
ただ僕が僕慰めて
「寂しい子」だと呟いて
ぬくもりならば僕の中
しんゆうならば僕の中
恋人ならば蚊帳の外
僕の為いる僕の為
心に沈む夕日をみてる
あゝあれが落ちてきて
もうひとりの僕創れたら
あゝ夜にほら堕ちていき
いついつまでも燃えてゆくならば
僕は何にも寂しくないさ
僕は何にも寂しくないさ

Losしているのは何だろう
きっと頼れぬ僕自身

☆-★-☆-★-☆-★

「君」

死にたくなりたい日暮れどき
側に居なくて独りきり
ただ君が君囁いて
ただ君が君寄り添って
「悲しいな」そう言い放ち
死にたい人よ霧の中
消えたい人よ夢の中
恋人ならばすでに過去
君いる為いる君の為
夕日が過ぎた夜踊る
あゝ演じずばまた独りなら
役作りしてひた咲う
あゝ繕えないところまで
女優は作り飾りゆく
君は何にも辛くないフリ
君は何にも辛くないフリ

Losしているのはきっとそう
優しい人に逢えぬこと

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by ren_with_parfait | 2017-11-17 16:12 | 二部構成の詩 | Comments(0)