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ウルトラマン

「怪獣」

怪獣を
見かけた記憶
ありますか
心にもなく
「ありません」
全くあなたは
嘘ばかり
呆れて悲鳴も
あげちゃうわ
怪獣は
あなたの隣
籠の中
後ろの正面
どこにでも
必ずいるじゃあないですか
ただひとりだけ、違うのは
あなた自身はあなたにとって
怪獣なんかじゃないことだ
殺されたくなどないことだ

「ウルトラマン」

キミはさぁ
怪獣が好き
それも大好き
大大大好き
強い人
宇宙人
笑えるくらい
テカテカで
格好のいい
アメリカ人
お願いだから
やめてよね
ウルトラマンには
なれません
怪獣が愛してる
怪獣が愛してる
怪獣が愛してる
あなたのことを愛しているから
ウルトラマンにはなれません
そうしてあいつがやってくる
いつものように愛してくれてる
怪獣が愛してる
怪獣が愛してる
怪獣が愛してる
ウルトラマンがやってくる



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by ren_with_parfait | 2018-04-30 21:28 | 二部構成の詩 | Comments(0)

一人であること

はじめに世界があなたを作った
あなたの祖先を誰かが作って
私の子孫をあなたと作った
あらまあ狂気じみてて嬉しい
そんなに殺して呉れちゃうのなら
もっともっとも要らないわ
もっともらしくて知らないわ

はじめに世界があなたを作った
語感、認識、世界のすべて
あなたの手に取るその本も
パンもぶどう酒も犬猫も
すべてはあなたが認識してる
だから世界はあなたですべて
あなた一人で完結してるの

あなたは一人で生きていけるの
愛などなくても生きていけるの
だってすべてはあなたであるもの

だからあなた自身を愛しなさい
それが出来ないなら愛してあげる

僕一人きりの世界でね

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by ren_with_parfait | 2018-04-30 21:23 | | Comments(0)

情緒

「満ちた情緒」

試しに僕から貴女を呼んだ
ゾッとする程虚しく響いた
一瞬のことは永遠で
永遠は一瞬で閉じていく
まるで私と貴女のようだし
まるで心と宇宙のようだし
想いに小さなものなどない

愛しているかと聞かれたら
多分少しは答えるだろう
愛してないかと答えたら
それは全部と聞くだろう

僕らこのまま朝日が昇り
一日始まり終わること
繰り返しながらやがて死ぬ

会話をするより極上の
情緒を込めればすべては足りる

「満たされない情緒」

例えば貴女が私を呼んで
泣いたことなど一度もあれば
私は貴女を抱きしめて
泣き終わるまで撫でるだろう
まるで恋人同士のようだし
かつてはそうであったらしい
想いの歳月など嘘見たい

僕は欲しいかと聞かれたら
生きててくれればいいと想う
他に望みはと聞かれたら
君へ祈れるこゝろが足りない

僕らこのまま愛を知るには
まずは己を愛することだ
僕らこのまま許し合うには
まずは己を許し合うこと

届かない距離は漠然と
不足を告げて去っていく

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by ren_with_parfait | 2018-04-29 23:15 | Comments(0)

平行線

人が人を煩うときに
必要なとこは違うんだ
例えば君が感じることは
以前に僕が感じたことだよ

真昼の夢、これはどこまで
続いているから
この道を吹き抜ける風
いつまでこれを浴びていられる

僕が貴女を想うとき
必要なことは違うんだ
僕は実質独りよがりで
君が欲しいと言うだけさ

それは都合に合わない感傷
痛めつけられたのに釣り合わない

この平行線はどこまで続く
例えば君の気持ちが変わって
僕に見向きをしたのなら
僕はすかさず姿を隠し

傷つけないようにするだろう

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by ren_with_parfait | 2018-04-29 23:10 | | Comments(0)

ねむり

「子守唄」

キミに歌うよ子守唄
僕は感謝でいっぱいで
お願いだから寝てほしい
ただただ疲れを癒してほしい
どれほど、
その胸は震え、勇み、哀しみ、
痛み、その小さな身体はどれほど
ボロボロになり耐えて、日々を
僕が与えてしまったものを
あがき、護り、許し、生きさせて
辛い年月を過ごしただろう
私はもうすぐ死ななきゃならない
その時までキミは居てくれた
私はもうすぐ死ななきゃならない
キミと過ごした日々は天国

悔いなどないさ、もう往くよ

「目覚まし」

こゝろの奥の扉を開いて
僕の言葉を聴いてほしい
気がついたことはキミからすれば
なんとも安易なことかもしれない
なんと都合のいいことだろう
僕は貴女を護ることなど
あの日に棄てて恋い焦がれ
夢を見て、夢で犯し、夢そのものを
キミに移し替え、好き勝手にしたそれだけだ
もう戦わないでこのために
もう許そうとしないで僕のこと
キミがしてくれたことは本当に嬉しい
僕の曲解と思うんでしょう
キミが僕そのものを生かしてくれて
キミが僕そのものを愛したなんて
だから貴女は眠りなさい
そして目が覚めたら行きなさい
貴女の本当の幸せを
知ってくれてる人のところに

悔いはないだろう、キミは完璧
僕はキミの誕生日すら忘れたよ

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by ren_with_parfait | 2018-04-26 19:15 | 二部構成の詩 | Comments(0)

玉砕

今突風が吹いた
時は今だと告げている
貴女のこゝろに応えたい
そのマナザシに還りたい
僕の正義はそこにある
貴女のマナザシ貴女のこゝろ
そこに答えが存在してる

今の今まで
私が気づいていなかった
貴女が優しくしてたこと
私に情けをかけたこと
本質的に違った意味で
私を愛してくれたこと
決して届かぬところから
ずっと祈ってくれたこと
戦ってきてくれたこと

貴女は私を失って
どれほどの
不安な夜を越えただろう
どれほどに
恨まず苦痛に耐えただろう

今突風が吹く
太陽とだって戦える
僕は気づいてしまった
本質的に違った意味で
貴女の方が愛してたこと

別れた人に尽くしたこゝろ
語り尽くせぬすべてのことを
胸に仕舞うと誓ったことを

僕は貴女のため死のう
貴女の側には誰かが居られる
だから貴女のため死のう
喜び勇んで戦おう

今未練などは振り切れた
やっと届いた赤紙に
涙するわけがないだろう

玉砕だ、玉砕だ、玉砕だ

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by ren_with_parfait | 2018-04-26 19:00 | | Comments(0)

ありがとう

ありがとう
貴女には
見せられないから
ここに居た

ありがとう
貴女から
許してくれて
居てこれた

キミは超人類的感性で
今の今まで悟らせなかった
キミが私を受け入れていて
私を憐れんでいたことを
苦しい中でも知らせもせずに
日々の地獄を生きていた

僕はどうして愛していたと
安易に想えてしまったの
僕はただただ貴女にすがって
日々の疲れを癒しただけで
肉欲すらも発散してて

私は貴女に見初められ
今日の今日まで守られていた
あゝキミの苦痛も知らないで
失ったのはキミなのに
なんて愚かなことをした
けれど本当にありがとう

僕は貴女に気づいたよ
キミが居たから笑えたことに
いつでも守ってくれてたことに

最前線に立つ
時が来た

命は少しも惜しくない

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by ren_with_parfait | 2018-04-26 18:53 | | Comments(0)

道路

「行き止まり」

ここから先は
行き止まり
想いの価値は
灰になり
伝える意味は
今死んだ

喜ばれない
気持ちなら
いっそ棄てても
構わない
棄てたところで
恨まれず
誰も想いを
羨まず

しかし今そう
行き止まり
着いたらハイウェイ
見えてきた
ここまで来たら
行ってみよう
地の果てまでも
生きてみよう

「高速道路」

スピードびゅんびゅん
速くなる
想いの速度
風を切り
切るも棄てるも
流れ星

喜ばせたい
気持ちなら
終に終わりが
来たとして
悔いは残らず
笑うのみ
誰もかれもが
笑うのみ

しかしつい前
行き止まり
あそこで僕は
死んだはず
今走ってるのは
誰だろう
それすら知らず
風を切る

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by ren_with_parfait | 2018-04-26 11:58 | 二部構成の詩 | Comments(0)

午前の終わり

僕は想いを
吐き出すことで
君に想いを
吐き出すことで
その欲求を
満たしていたね

恋ならば
ひとり想えば
ひとりの恋で
ふたり揃えば
ふたりの恋で

僕はいつでも
想い出の
君懐かしく
ひとりの恋

そこには君の
笑顔はない
そこには君の
自由はない

だったらこれから
ずっとそう
魔法にかけて
君のこと
魔法にかけて
世界すら

すべてを君の
笑顔に変えて
そんな時間を
夢にみる
午前の終わり
差し込む光

午前が終わり
午後が来る
僕の想いの
午後が来る
君の幸せ
笑顔のために
僕はこれから
恋膨らます

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by ren_with_parfait | 2018-04-26 11:47 | | Comments(2)

終始

「終点」

ここで見ている
閉じた世界は
悲しくなくて
嬉しくなくて

想いの果てに
想いが尽きて
尽きた果てにも
こゝろがあって

こゝろの中に
あなたがあって

テクテク歩く
駅の先
パイプオルガン
響いた教会
あなたが立って
十字を切って

ただ存在が
刻まれて
人はこゝろに
自由与えて
神は私に
あなた与えて
死ぬときすらも
想えているから
きっと私は
幸せで

「始点」

今まで見てた
嘘の世界は
消えてなくなり
居なくなり

それが嘘だと
言われなくなり
それは消えると
居なくなくなり

繰り繰り繰りり
繰り返してた

ここから歩く
美しき
幾千の夜
散らばる想い
幾千の朝
散らかる想い

僕は静かに
賛美歌に
耳を傾け
探しているんだ
けど存在は
掴めずに
ただ幸せは
平凡に
きっとあなたを
想い出に

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by ren_with_parfait | 2018-04-24 16:57 | 二部構成の詩 | Comments(0)