へーき

まったく光年足りやしない
涙は熱くて凍りやしない
流れる速度で届いたところは
君が振り向く瞬時の影が
歩いて腰を休めたところ
指折り数えて骨足りず
嘘を並べても翻らない
鉄の掟が恋にはあって
僕は言葉に語れやしない
あと愛おしそに哀す、哀す
人狂おしそに求む、求む
夢から夢への懸け橋渡れば
虹から虹への散歩も出来る

僕は何を求めてるのだろう
君を見失いたくはない
けれど虫達の鳴き声が止まず
その灼熱に置いていかれる
私の心が死んでいくのに

あなたはそれを恐れていない
愛されないのを恐れていない

僕は僕が愛せなくなることを
どこの誰より恐れているのに

へーき、へーき
みんなが知ってる
また会えるって魔法なら
忘れちゃっても存在してる

へーき、へーき
みんなが知ってる
何も交わさずに同じとこ
命の対価に違う二人

へーき、そんな風にして笑い合えるの
泣いて抱きしめられるから

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# by ren_with_parfait | 2018-08-02 01:52 | | Comments(0)

「はじまり」

壊れた再生、
ロケット遊泳、
明日の時刻は、
ダーツでピン留め、
宇宙を放映、
あなたが主演、
明日の決まりは、
あなたが主演。

「おわり」

地面ばかりみて、
飛ばず、
過去ばかりみて、
富まず、
夜空の先を知らず、
あなたを信じず、
勝手に諦め、
あなたを信じず。

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# by ren_with_parfait | 2018-07-30 23:55 | 二部構成の詩 | Comments(0)

待ち人

こうしてこれから、
空を眺め、君を見つめ、
こうしてこれから、
海を拾い、月を見つめ、
こうしてこれから、
春を待ち、冬に逃げて、
こうしてこれから、
夏は求め、秋は別れ、
こうしてこれから、
呼吸をして会いに行けるなら、
そしてこれから、
いくら長くても会いに行けるなら。

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# by ren_with_parfait | 2018-07-30 23:50 | | Comments(0)

僕らの旅

君と橋を渡ろう
愉快な歌を歌って
ボロボロの橋を渡ろう
逞しい心を持って
岬から船に乗ろう
愛らしい子を背負って
着いたなら空を飛ぼう
老いてゆく心慰め
やがて橋を渡ろう

愉快な歌を歌って
愉快な歌を歌って

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# by ren_with_parfait | 2018-07-30 23:40 | | Comments(0)

夏、欲の季節に

「熱く」

蝉が鳴き出した
すごい熱だ
東京の夏は今日も僕を
あの日に返してしまうんだ
君が純情にひたむきに
私を願って誇ったときに
今を刻むのは容易いけれど
風を掴むのは易しくないから
僕はこのすごい熱に立ち込める
陽炎の中に紛れ込み
君を抱きしめちゃいたいな
君を熱く燃やしちゃいたいな

「冷たく」

虫が死にだした
亡骸は冷たい
南極の氷より冷たい
あの日に終わった最後の記憶
僕は散々に気づいてた
優しさはもう死んだって
嘘で抱きしめるのは難しいけど
口づけで裏切るのは簡単
僕はこの冷たい熱に射し込める
太陽になり凍えたい
時間をまるごと凍らしたい

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# by ren_with_parfait | 2018-07-24 23:32 | 二部構成の詩 | Comments(0)