情緒

「満ちた情緒」

試しに僕から貴女を呼んだ
ゾッとする程虚しく響いた
一瞬のことは永遠で
永遠は一瞬で閉じていく
まるで私と貴女のようだし
まるで心と宇宙のようだし
想いに小さなものなどない

愛しているかと聞かれたら
多分少しは答えるだろう
愛してないかと答えたら
それは全部と聞くだろう

僕らこのまま朝日が昇り
一日始まり終わること
繰り返しながらやがて死ぬ

会話をするより極上の
情緒を込めればすべては足りる

「満たされない情緒」

例えば貴女が私を呼んで
泣いたことなど一度もあれば
私は貴女を抱きしめて
泣き終わるまで撫でるだろう
まるで恋人同士のようだし
かつてはそうであったらしい
想いの歳月など嘘見たい

僕は欲しいかと聞かれたら
生きててくれればいいと想う
他に望みはと聞かれたら
君へ祈れるこゝろが足りない

僕らこのまま愛を知るには
まずは己を愛することだ
僕らこのまま許し合うには
まずは己を許し合うこと

届かない距離は漠然と
不足を告げて去っていく

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# by ren_with_parfait | 2018-04-29 23:15 | Comments(0)

平行線

人が人を煩うときに
必要なとこは違うんだ
例えば君が感じることは
以前に僕が感じたことだよ

真昼の夢、これはどこまで
続いているから
この道を吹き抜ける風
いつまでこれを浴びていられる

僕が貴女を想うとき
必要なことは違うんだ
僕は実質独りよがりで
君が欲しいと言うだけさ

それは都合に合わない感傷
痛めつけられたのに釣り合わない

この平行線はどこまで続く
例えば君の気持ちが変わって
僕に見向きをしたのなら
僕はすかさず姿を隠し

傷つけないようにするだろう

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# by ren_with_parfait | 2018-04-29 23:10 | | Comments(0)

ねむり

「子守唄」

キミに歌うよ子守唄
僕は感謝でいっぱいで
お願いだから寝てほしい
ただただ疲れを癒してほしい
どれほど、
その胸は震え、勇み、哀しみ、
痛み、その小さな身体はどれほど
ボロボロになり耐えて、日々を
僕が与えてしまったものを
あがき、護り、許し、生きさせて
辛い年月を過ごしただろう
私はもうすぐ死ななきゃならない
その時までキミは居てくれた
私はもうすぐ死ななきゃならない
キミと過ごした日々は天国

悔いなどないさ、もう往くよ

「目覚まし」

こゝろの奥の扉を開いて
僕の言葉を聴いてほしい
気がついたことはキミからすれば
なんとも安易なことかもしれない
なんと都合のいいことだろう
僕は貴女を護ることなど
あの日に棄てて恋い焦がれ
夢を見て、夢で犯し、夢そのものを
キミに移し替え、好き勝手にしたそれだけだ
もう戦わないでこのために
もう許そうとしないで僕のこと
キミがしてくれたことは本当に嬉しい
僕の曲解と思うんでしょう
キミが僕そのものを生かしてくれて
キミが僕そのものを愛したなんて
だから貴女は眠りなさい
そして目が覚めたら行きなさい
貴女の本当の幸せを
知ってくれてる人のところに

悔いはないだろう、キミは完璧
僕はキミの誕生日すら忘れたよ

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# by ren_with_parfait | 2018-04-26 19:15 | 二部構成の詩 | Comments(0)

玉砕

今突風が吹いた
時は今だと告げている
貴女のこゝろに応えたい
そのマナザシに還りたい
僕の正義はそこにある
貴女のマナザシ貴女のこゝろ
そこに答えが存在してる

今の今まで
私が気づいていなかった
貴女が優しくしてたこと
私に情けをかけたこと
本質的に違った意味で
私を愛してくれたこと
決して届かぬところから
ずっと祈ってくれたこと
戦ってきてくれたこと

貴女は私を失って
どれほどの
不安な夜を越えただろう
どれほどに
恨まず苦痛に耐えただろう

今突風が吹く
太陽とだって戦える
僕は気づいてしまった
本質的に違った意味で
貴女の方が愛してたこと

別れた人に尽くしたこゝろ
語り尽くせぬすべてのことを
胸に仕舞うと誓ったことを

僕は貴女のため死のう
貴女の側には誰かが居られる
だから貴女のため死のう
喜び勇んで戦おう

今未練などは振り切れた
やっと届いた赤紙に
涙するわけがないだろう

玉砕だ、玉砕だ、玉砕だ

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# by ren_with_parfait | 2018-04-26 19:00 | | Comments(0)

ありがとう

ありがとう
貴女には
見せられないから
ここに居た

ありがとう
貴女から
許してくれて
居てこれた

キミは超人類的感性で
今の今まで悟らせなかった
キミが私を受け入れていて
私を憐れんでいたことを
苦しい中でも知らせもせずに
日々の地獄を生きていた

僕はどうして愛していたと
安易に想えてしまったの
僕はただただ貴女にすがって
日々の疲れを癒しただけで
肉欲すらも発散してて

私は貴女に見初められ
今日の今日まで守られていた
あゝキミの苦痛も知らないで
失ったのはキミなのに
なんて愚かなことをした
けれど本当にありがとう

僕は貴女に気づいたよ
キミが居たから笑えたことに
いつでも守ってくれてたことに

最前線に立つ
時が来た

命は少しも惜しくない

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# by ren_with_parfait | 2018-04-26 18:53 | | Comments(0)