虚ろ

時を刻むのは虚ろだから
ホントは時が止まればいい
まだまだ伝えたいならば
ホントは忘れて仕舞えばいい
いつまででも待つ月光下
透明な風になり海に漂う
熱が伝わるのは存在するから
存在したという痕跡だけが
私を虚ろにさせている
虚ろに生かしてくれている

あゝそこにあれ哀しいダンスよ
ワントゥースリーで隠れちゃうのに
今日も泣き虫ったように嗤うんだ
そんなこともお構いなくあの日の鼓動は
鮮やかなまま刹那に目覚める
あゝその瞬きの映像が
私を虚ろにさせている
虚ろに生かしてくれている

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# by ren_with_parfait | 2018-07-24 23:26 | | Comments(0)

宝箱

「肉体」

空に愉快な鳥が鳴いてた
だから貴女を宝箱に入れて
二度と出られないくらいキツクした
僕もその中に入ったよ
キレイなものは全部ある
猫でも美味しい食事でも
炭酸水と冷蔵庫
季節とお空と月光と
貴女の気持ちも仕舞いました
だけれどなんだか忘れたな
肉体外に置いてきた
肉体外に置いてきた

「精神」

土から虫が這い出て来たよ
貴女を宝箱から出したんだ
いつかの想い出たっぷり幸せ
僕も一緒に居たみたい
汚いものはなくなって
暑さのせいの匂いとか
真夏のせいの悩みとか
気持ちと光と刹那にも
貴女の精神あふれていたよ
だけどどうしよここにある
肉体ばかりはどうにもならない
肉体ばかりはどうにもならない

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# by ren_with_parfait | 2018-07-23 23:53 | 二部構成の詩 | Comments(0)

ディナー

明日の光
今日の闇
虫が鳴いてて
暑いから
夏だ夏だと断じよう
その目ん玉を
抉りとろう
いつとも知れぬ
期限切れ
それなら肢体を
もぎ取ろう
飾れる場所は
ダイニング
清潔なんだよ
本当に
清潔なんだよ
純情で

今日の光と
今夜の闇に
虫が鳴いてて
暑いから
あなたのことを
想うのを
辞めたくなくて
いいかしら
叶うことなら
月面に
あなたを探して
オードブル

いつも光は
あなたのとこへ
いつも季節は
あなたのもとへ

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# by ren_with_parfait | 2018-07-23 23:48 | | Comments(0)

禁煙

「肺ガンの友へ」

君の息が真夏でも白い
それは私もそうだった
けれど君の意志は私よりあざとい
君のための僕の意志を踏みにじった
少しバカバカしいと思ったよ
これほど苦しんでここまで来た僕を
君が不可能で断じ皮肉ることを
だから答えで示してみよう
君を楽しいところへ連れていくよ
死なせはしない

「健康な僕へ」

僕は誰より健康だ
なぜならこれを忌み嫌う
その気持ちこそ強いから
毎日毎日これに縛られ
解き放たれた時の幸せを
誰よりも強く感じられるから
友に揶揄されたくらいなんだろう
彼は不自由してないだけだ
不自由な僕は健康なのだ
そしてそれがまさに自由になれる
それが幸せなのを
理解されなきゃいけないなどはない
答えは健康な僕のものだから

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# by ren_with_parfait | 2018-07-23 01:31 | 二部構成の詩 | Comments(0)

禁煙

君は僕を信用しなくていいよ
蔑んでいいよ
「君には無理だ」と言っていい
されど君がいくら誘惑しようと
私の意志は固いんだ
打ちひしがれて諦めようかと
沢山沢山悩んだけれど
君には私のことが分からない
私もそんなことを言う君が分からないよ
僕は君のためにこれに踏み切り
地獄の想いでやっとここまで来た
まさか君に砕かれようとは思わなかったから
残念だ

夏の暑い日、君の口から白いものが出ても
僕からは出ない
そんな僕の姿を見て
君の口からも白いものは出ない
いくらでも嘲るがいい
僕は君を楽しいところに連れてくため
これを続け成功させる
後悔なんてどこにもない、いい事だけさ

革命的なね

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# by ren_with_parfait | 2018-07-23 01:25 | | Comments(0)