禁煙

「肺ガンの友へ」

君の息が真夏でも白い
それは私もそうだった
けれど君の意志は私よりあざとい
君のための僕の意志を踏みにじった
少しバカバカしいと思ったよ
これほど苦しんでここまで来た僕を
君が不可能で断じ皮肉ることを
だから答えで示してみよう
君を楽しいところへ連れていくよ
死なせはしない

「健康な僕へ」

僕は誰より健康だ
なぜならこれを忌み嫌う
その気持ちこそ強いから
毎日毎日これに縛られ
解き放たれた時の幸せを
誰よりも強く感じられるから
友に揶揄されたくらいなんだろう
彼は不自由してないだけだ
不自由な僕は健康なのだ
そしてそれがまさに自由になれる
それが幸せなのを
理解されなきゃいけないなどはない
答えは健康な僕のものだから

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by ren_with_parfait | 2018-07-23 01:31 | 二部構成の詩 | Comments(0)

禁煙

君は僕を信用しなくていいよ
蔑んでいいよ
「君には無理だ」と言っていい
されど君がいくら誘惑しようと
私の意志は固いんだ
打ちひしがれて諦めようかと
沢山沢山悩んだけれど
君には私のことが分からない
私もそんなことを言う君が分からないよ
僕は君のためにこれに踏み切り
地獄の想いでやっとここまで来た
まさか君に砕かれようとは思わなかったから
残念だ

夏の暑い日、君の口から白いものが出ても
僕からは出ない
そんな僕の姿を見て
君の口からも白いものは出ない
いくらでも嘲るがいい
僕は君を楽しいところに連れてくため
これを続け成功させる
後悔なんてどこにもない、いい事だけさ

革命的なね

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by ren_with_parfait | 2018-07-23 01:25 | | Comments(0)

「有終の美」

世界にはね
永遠に愛する人が
100%居るはずだ
みんな捻れちゃって
気づいてないんだ
あなたを愛する人が
100%居るはずだ
居なかったらどうして
そんなに生きたか分からない
居ないのならば
今すぐその檻を抜け出して
終いの引き金引きたいだろう
されど死は尊み深い
死ぬのであれば美しく死ね

「愚鈍の果て」

貴女をさ
愛する人など
どこにもいないに
決まってるじゃん
それが何だと言うの?
愛が何だと言うの?
何とかかんとか理由をつけて
愛されたって0%
あなたはやがては死んでみて
今の貴女は消えちゃうの
どこにも存在してないの
目も耳も鼻も想いも無い
本当にそんなことを信じているから
貴女は最後に愛されないのよ

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by ren_with_parfait | 2018-07-19 20:50 | 二部構成の詩 | Comments(0)

語りの意

誰も誰しも
己のさ
知ってることを
話せない

知覚ってのは
裏と表と
嘘と逆の嘘
美と裏切りの
真中を知って
それを証明する過程と
言語は述べる
更に述べ伝えたら
その訳その意味その時に
色すら誤すら幸せすらも
連れ去る真実知ってたはずが

殺めて潜めて意味袖振っては
還しきれない結論に
いつも貴女を想定している
これ偶像でなく神格化
そんな存在どこにもなくても
私が呼んでる対象やらは
意味の意味にて潜みては
ひそひそ話しの余韻にて
本当をみては満悦するのさ

愚か者。
あなたがたに与えられたのは、
その理解し難い感覚を、
理解しているということを、
いかに論拠づけるかという、
そんな理に他ならない。

だからどうしても語るんでしょう?

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by ren_with_parfait | 2018-07-19 20:42 | | Comments(0)

潤い

「不憫」

仄暗い 赤い 眼が光る
青ざめた 夜の 月光る
あゝ永遠は滅びただろうか
否断じてそれは刹那に宿る
赤い眼をして青ざめた血を
飲み干す貴女が不憫でならない
私に気づかぬ貴女が不憫でならない

「潤渇」

ビルの裏 青い 眼が光る
赤い血を吐き青ざめる顔面
あゝ永遠は注ぎ続ける
忘却の罪も戻れぬ決まりも
解き放たれて今がある
嬉しむ貴女が愉快でならない
貴女を想えた私の潤渇
これは否定しようのないことだ

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by ren_with_parfait | 2018-07-19 01:59 | 二部構成の詩 | Comments(0)

消えない

真心を伝えよう
キレイに嘘をついた頃
貴女は未だに少女であった
貴女は私に全てを託し
私の全てを信頼しきった
あなたをおんぶし階段上がり
その温もりなら忘れていない
今はちょうど虚栄と後悔
羨望と渇望、そのすべてが
整えられて揃ったところ
貴女に託した私の想いを
丘まで登って私に帰して
私に託した貴女の想いを
そこまで降りて私は返すよ

あゝ誉あれ誉あれ
あなたに心は届いてゆくのだ
それは崩れない我が岩尾
貴女に捧げる無限のエール

あゝ愛も恋も古びれたけど
今の貴女には分かるだろう
私がたどり着いたこの場所に
貴女の想いが詰まってることを

それは流れても変わらない
私たちは消えない
決して消えることはない

消えない
消えない

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by ren_with_parfait | 2018-07-19 01:53 | | Comments(0)

神様に祈ること

「成就」

明日に架け
虹渡る日に
水は去り
悲し亡骸
拾いては
愛を結ばず
神様よ
祈るばかりの
祈り彼方に
掠れたままの
想いが弾けた

「理不尽」

いつも愛
誠実旨に
生きた人
悲し死人で
すくい上げ
愛は結ばず
神様よ
約束果たす
人間すらも
罪にて殺す
横暴は
こゝろを持つなら
抱けぬし拾えぬ

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by ren_with_parfait | 2018-07-17 01:31 | 二部構成の詩 | Comments(0)

夢の詠み

喜ばしいか聖歌
哀しい人の聖歌
いつも慎ましいあなた
そっと夢みるように詠う

帰らぬも
息吹く季節の
魔法には
あなたの声が
遠らむからにて

いもじくも
揺るぎない君
抱き寄せて
愛が果たせば
終わり赤らむ

切にして
声の亡きほど
屍の
そんな想いを
噛むにも苦い

よろめいた
そんな拍子に
いつの日か
あなたと笑う
時を刻めり

さすればと
月に見限り
年に去り
春が来ずとも
私はここに

喜ばしいか聖歌
哀しい人の聖歌
いつも慎ましいあなた
そっと夢から覚めて忘れた

あゝ蝉が鳴いた
あゝ蝉が鳴いた
鳴いた鳴いた鳴いた

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by ren_with_parfait | 2018-07-17 01:24 | | Comments(0)

愛への

「治癒」

かさぶたかぶさり
またはげた
またはげかけたら
またぬった
ぬってかわいて
またかさぶたは
はがしてぬって
よろめいて
しずかにめくれて
おちてった
そうしていえてく
こいのきず
抱きしめただけ
かさぶたがある

「罪」

かしこくなれた
きのうより
かしこくあれた
くもりぞらはれ
くものすはちり
あおいそらただ
ひとしくあおぐ
かんどはおなじ
やがてぼくらは
いきをはき
またすいこんで
いきをのみ
ほんとのことを気づいてしまう
一人なんかじゃなかったことに
貴女が一人じゃなかったことに

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by ren_with_parfait | 2018-07-15 23:48 | 二部構成の詩 | Comments(0)

青空

僕の文章を
君に読んでもらいたい
それは僕が生命であり
ここに端を発し
衛生的に生きながらえてるリビドーの
ほんの些細な収縮であり
修飾された結晶なのだよ

例えば君が僕を想うと
言うのなら
僕はこの文章に生きていて
この空間では解き放たれてて
ほんの小さな部屋に居たとしても
何万の言葉から選んで君に届けてる

それそのものだよ

しかし愛は造作もないね
言葉は言葉の意味であり
君に届くのはまたその訳だ
されど愛はつぶさに宿り
言葉はそれを体現してると
どうして空が青いのに言わないでいれよう

どうして青空の下で言わないでいえよう
想うことが愛であり
それを伝えていく時にのみ駆け瞬くなら
死後も語り合っていられるような
そんな澄みやかな時に他ならないんだ

あなたが落ち合った奈落の底では
今も二人で死骸が眠る
それは推測された最大値
いつかの僕らの大きな夢で
彼らが見渡しているのはそう

今ここにある僕たちと
それを観測している微細なレンズ

あゝ焼けてしまいそうだ
喉が渇いてくる
それでも懸けてしまうのは
青いということを忘れていない
僕とあなたとあの部屋と
想い出だけが綴っているのかな

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by ren_with_parfait | 2018-07-15 23:42 | | Comments(0)